これっておかしい?詰め物・被せ物をした後の違和感
王子の歯医者、もりや歯科医院のブログです。
食欲の秋となりました。
お店には季節の果物や野菜、魚等が並んでいますが、おいしい食事は健康な歯があってこそ楽しめます。
健康な歯はそのままに、虫歯になってしまった歯はきちんと治療して、豊かな秋を楽しみましょうね。
ところで、新しく詰め物や被せ物をした後に、なんだかおかしいなと感じることはありませんか?
・歯と歯の間が窮屈な気がする
・でこっと飛び出た感じがする
・治療後なのに染みる
このように感じる患者さんも多いことと思います。
今回は歯科治療後の違和感について見ていきましょう。
============目次============
詰め物や被せ物をした後に出やすい症状
◆窮屈な感じがする
◆噛み合わせが高い気がする
◆冷たいものがしみる
まとめ
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詰め物や被せ物をした後に出やすい症状
◆窮屈な感じがする
当院では治療時、歯と歯の間を50ミクロンという基準でセットしています。
それよりきつい場合は削って調整を行います。
また、食べ物が詰まるときはすぐに作り直しています。
詰め物やかぶせ物をした後に「窮屈な感じ」がする、食べ物が詰まるという場合は、遠慮なくご相談ください。
◆噛み合わせが高い気がする
噛み合わせが高いまま放置すると、咬合圧が高すぎて痛みが出る場合もありますし、歯が沈んでしまう場合もあります。
咬合紙で調整したり、高さを感じなくなるまで調整したりいたしますので、高さが合わないと感じる時には遠慮なくおっしゃってください。
◆冷たいものがしみる
神経が入っている歯を治療した場合、特に銀歯を入れた場合によく起こります。
歯を削った後は、神経がまだ過敏になっているため、温度刺激に敏感になります。
特に熱伝導が良い銀歯の場合には、より刺激を感じやすくなります。
まとめ
以上のように、詰め物や被せ物をした後に違和感があることは珍しくありません。
1~2週間で落ち着くことが多いですが、症状がおさまらず、改善がみられないようであれば、お気兼ねなくご相談くださいね。