加熱式タバコ、電子タバコならセーフ?歯の着色や影響について
王子の歯医者、もりや歯科医院のブログです。
4月も半ばになりました。新生活が始まりました。学生や新社会人の皆さん、生活に慣れましたか?
先輩がカッコよく吸っているタバコに憧れること、あると思います。
最近はかわいい色やシンプルなデザインの加熱式タバコや電子タバコも見かけますので、興味がある方も多いかもしれませんね。
加熱式タバコや電子タバコは、紙のタバコに比べて有害物質が少ないとはいえ、全くの無害ではありません。身体や歯の健康を考えたら、できれば避けたほうがよいです。今日は、加熱式タバコや電子タバコの違いや、歯への影響についてお話します。
============目次============
タバコが歯に及ぼす影響
加熱式タバコと電子タバコの違い
電子タバコと加熱式タバコ、歯への影響は少ないの?
まとめ
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タバコが歯に及ぼす影響
タバコには、タールやニコチンいう悪い物質が入っています。これらが歯や歯茎に悪さをします。
【タバコが歯に及ぼす影響】
・歯の黄ばみ
・歯周病
・口臭
・唾液の減少による、お口の免疫力の低下
・虫歯
歯の黄ばみや口臭はすぐに想像がつきますが、歯周病や虫歯にまで影響してしまうことを知っておきましょう。
加熱式タバコと電子タバコの違い
次は、電子タバコと加熱式タバコの違いについて見てみましょう。
加熱式タバコは、たばこの葉を低温で加熱しているので、紙タバコの有害物質が少ないです。
電子タバコは、タバコの葉を使わず液体を加熱します。加熱式タバコよりもさらに有害物質が少ないとされています。
電子タバコと加熱式タバコ、歯への影響は少ないの?
結論から申しますと、加熱式タバコと電子タバコのタールとニコチンはゼロ、またはかなり少量なので、歯の黄ばみは少ないと言えます。
しかし商品によってはニコチンが含まれていますので、成分をよく確認するようにしましょう。
低温で加熱することでの害や、添加物などの影響についても、今のところ明確になっていません。
加熱式タバコも電子タバコも、歯や健康に全く無害というわけではなく、少なからず歯や健康に影響があることを覚えておきましょう。
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まとめ
電子タバコや加熱式タバコは、紙タバコに比べて有害物質が少ないので、歯は黄ばみにくいです。
ニコチンもタールが少ないですが、やはり人体に有害です。健康な歯と歯茎を保つためにも、リスクを知っておきましょう。
既に利用している方は、検診や歯のクリーニングなど、定期通院は必ずしましょう。お口の状況をきちんと把握し、健康を守りましょうね。