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お子さんが歯をぶつけたら

王子の歯医者、もりや歯科医院のブログです。

 

お子さんが歯をぶつけてしまうのは珍しいことではありません。

転んだ拍子に歯をぶつけてしまう、ということは特に赤ちゃんや小さなお子さんでは起こりやすいものです。

お子さんが歯をぶつけた時の対処法についてみていきましょう。

当院の歯周病予防の取り組みと、クリーニング・PMTCについてのページも合わせてご覧ください。

=============  もくじ ================

Q1 歯をぶつけた時に起こりうる症状

Q2 歯が抜ける場合

Q3 歯がグラグラする時

Q4 歯が陥没している場合

Q5 特にグラグラしない場合

まとめ

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Q1歯をぶつけた時に起こりうる症状

歯をぶつけてしまった場合、ダメージの大きさや歯の状態によって、

・歯が抜ける
・グラグラする
・全くグラグラせず、見た目に変化がない
・歯が陥没する(歯茎の内部に入り込む)

のうちの、いずれかの状態になります。

 

Q2歯が抜ける場合

歯が抜けてくる場合、その歯が生え変わり間際の乳歯である場合には、特に問題になることはありません。

ですがそれが永久歯ということになると厄介です。

永久歯が抜けてしまった場合には、歯根部分をなるべく触らないようにして抜けた歯をすぐに水道水で優しく洗い、生理食塩水もしくは牛乳に浸した状態で、すぐに歯医者に連絡し、受診しましょう。

早めに対処すればするほど、歯を元に戻せる可能性が高くなります。

Q3歯がグラグラする時

歯がグラグラする場合も、乳歯か永久歯か、そして生え変わりが近いかどうかによって、対処法、治療法が変わってきます。

いずれにしても早めに受診し、状態をみてもらうことが大事です。一般的にはグラグラする場合には歯をしばらく固定して様子を見ます。

Q4歯が陥没している場合

歯が陥没してしまっている場合も同様に、乳歯と永久歯で対応が変わりますが、周囲の骨が折れている場合もあるため、特に注意が必要です。

 

Q5特にグラグラしない場合

グラグラしない場合は特に問題ないことも多いですが、強い衝撃を受けている場合、歯の神経が壊死してしまうことがあります。

その場合には数ヶ月後、数年後たってから歯の変色などによって判明し、その時点で治療になることもあります。

まとめ

歯をぶつけたといっても、その状態と対処法はさまざまです 。

また、ぶつけた時は何でもなくても、数日後に痛みが出たり、1ヶ月くらい経過した後に、歯の色が次第に黒くなってくる場合もあります。

ですが、一番大事なことは冷静になることです。

歯がかけたり、歯が折れたり、抜けてしまった場合でも、元に戻せる可能性が十分あります。

いずれの場合も、なるべく早く歯科医院を受診しましょう。

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